この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
A crescent moon
第14章 進退
「美和、新しい生活はどう?」
「んーまぁまぁかな?」
良子に答えながら、私はアイスコーヒーをかき回した。
「まぁまぁには見えないわね〜だいぶ顔色が良くなったもん。」
「…そうかな。」
そうよ、と頷く彼女に笑いながら私はここ数日のことを思い返した。
ホテルの部屋に荷物を運ぶため、マンションにきたヨシキと高坂さんとユーゴさんの姿にミーハーな良子が興奮しないはずもなく、彼女はちゃっかりとメンバー全員分のサインをヨシキに頼んでいた。
「もう、ユーゴさんってかっこよすぎ!ってか可愛い系?なんかさー母性本能をくすぐられるわよね〜」
「んーまぁまぁかな?」
良子に答えながら、私はアイスコーヒーをかき回した。
「まぁまぁには見えないわね〜だいぶ顔色が良くなったもん。」
「…そうかな。」
そうよ、と頷く彼女に笑いながら私はここ数日のことを思い返した。
ホテルの部屋に荷物を運ぶため、マンションにきたヨシキと高坂さんとユーゴさんの姿にミーハーな良子が興奮しないはずもなく、彼女はちゃっかりとメンバー全員分のサインをヨシキに頼んでいた。
「もう、ユーゴさんってかっこよすぎ!ってか可愛い系?なんかさー母性本能をくすぐられるわよね〜」