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A crescent moon
第14章 進退
「そーねぇ。」,
「でも高坂さんも捨てがたい!マネージャーなのにあんな綺麗な顔してて、しかも独身てありえなくない?」
「まぁ昔はモデルとかしてたらしいからね。」
「うそ〜やばーい。あんたそんなすごい男たちに囲まれて住んでて、羨ましいわね〜」
良子が膨れっ面をしてホットコーヒーをグイッとのんだ。
「一緒にってゆうか、高坂さんは別の部屋だよ。たまに来るくらいで…」
「今度全員集まるときは呼んでよね〜!」
話を無視する彼女に、私は思わずため息をついた。
「良子、来月には人妻になるんだから。タクトさんが泣くわよ〜?」
「ファンは別なんです〜」