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A crescent moon
第15章 秘密

その目に冷たい光を感じて、胸が苦しくなった。

「わたし、ヨシキの側にいたい…」

「…シャワー浴びてくる。日曜どこへ行くか、あとで一緒に決めよう。」

わたしが頷くと、ようやく微笑んでシャワールームに入っていった。

「どうして悲しそうなの、どうしていってくれないの…」

彼の悲しみをおびた微笑みと、わたしに何も話してくれないことへの辛さに私は声を押し殺して泣いた。


「美和、ごめん…ごめん、シ……」

シャワーの音が響く部屋。

ヨシキはこの時どんな気持ちだったのか、この時は自分の悲しみばかりに覆われて知ろうともしなかったーー
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