この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
A crescent moon
第15章 秘密

「ねぇ、篠原悠斗さんと…結婚式の時、話してたよね。」

私が言うと、一瞬体が震えた気がした。

「…あ…sound boxでお世話になったことがあるんだ。」

焦りを含んだ言葉。

私は正弘さんとのことがあってから、人の言葉に含まれるニュアンスに敏感になっていた。

「彼に、あなたとは別れた方がいいって言われたの。でも理由も言わないし…何かあったの?」

ヨシキは一瞬目をそらすと、すっと起き上がってベッドから降りた。

「ヨシキ…?」

私も起き上がろうとするとヨシキは微笑んで、手で制止した。

「シャワー浴びてくる。」

「ヨシキ、話を逸らさないで…」

シャワーに向かう彼の背に私が言うと、振り返った。

「ごめん美和。言いたくない。君が別れたければ、別れる。」

「どうしてっ、そんなこと言ってないじゃない…」
/300ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ