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A crescent moon
第5章 過去
私たちは静かに中に入った。
正弘さんが私を見た。
月明かりに照らされた横顔が冷たい。
『ほら、隣に寝て。』
『いやっ..ね、正弘さん..』
私の懇願にも構わず、無理やり押し倒され、そのままキスされた。
『んっ..』
暴れる舌から逃れようとしても、正弘さんは気にも留めずにパジャマを剥がしていく。
ようやく唇が離れると、裸体に唇を這わせた。
『やだ..正弘さん..こんな..』
隣で仙道くんが寝ている。
こんな横暴なこと、されたくない。
しかし彼の愛撫は止まらず、とうとう乳首を口に含んだ。
『あっ..』
私は慌てて声を抑えた。