この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
A crescent moon
第6章 再会
彼と婚約してから、私は女友達が減った。それは妬みもあるし、この束縛に耐えられないからなのかもしれない。

良子はそれでも気にせず付き合ってくれる、数少ない友人の一人だ。

少し飲んで食べて、写メを取り正弘さんに送った。

正弘さんは良子を信頼しているから、信じてくれる。
むしろ私より信用されているんじゃないかと思う。

そして時間がたって、急にニヤニヤしながら良子が立ちあがった。

「トイレ?」

「違~う!2軒目~っ!ていうか~ふふっ私が最近行きつけのハコ!お得意様限定よんっ♪」

「ハコ..?」

意味がわからず首を傾げると、とにかく行こうと手を引っ張られた。
そのまま良子に引きずられるようにして、電車に乗り一駅越す。
路地裏の、ある店の前に立った。

古いコンクリートでできた壁に掛かった看板にはこうあった。

“SOUND BOX”

その殴り書きのよな文字に、なぜか胸が高鳴った。
緊張感と期待感が入り混じった感情。

私は良子に促され後に続いた。

この一歩が、私の人生を変えることになるとは気づかずにー

/300ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ