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A crescent moon
第7章 密会
「広いね、部屋。」
私は大きいダブルベットを見てから、広い窓の外を見た。
下にはきらめく夜の街がみえる。
「芸能人、だからね。」
ふっと笑うと、ヨシキがそばに来た。
「いつ決まったの?デビュー。」
「…実は美和と出会った次の日。」
「そうなの?じゃあ私はデビュー前のヨシキと出会ってたわけね。」
ヨシキが頷きながら帽子でぺたりとなった髪の毛を立てた。
「髪きったの。」
私が言うと、また頷く。
「目は?今日は青色…あの時も。でもテレビの前とSOUND BOXでは黒…」
「これは僕の中のオンとオフ。」
「そのままならもっと人気出るわよ。」
自分で言いながら、嫌な気持ちになった。
私は大きいダブルベットを見てから、広い窓の外を見た。
下にはきらめく夜の街がみえる。
「芸能人、だからね。」
ふっと笑うと、ヨシキがそばに来た。
「いつ決まったの?デビュー。」
「…実は美和と出会った次の日。」
「そうなの?じゃあ私はデビュー前のヨシキと出会ってたわけね。」
ヨシキが頷きながら帽子でぺたりとなった髪の毛を立てた。
「髪きったの。」
私が言うと、また頷く。
「目は?今日は青色…あの時も。でもテレビの前とSOUND BOXでは黒…」
「これは僕の中のオンとオフ。」
「そのままならもっと人気出るわよ。」
自分で言いながら、嫌な気持ちになった。