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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第43章 あゝ無情
それから20分後であった。

特大広間のテーブルにA・Bの2班のメンバーたちとゆなさんとゆみさんとゆらさんといとと哲人《てつと》とてつとのカノジョと明憲《ムコハン》が集まっていた。

テーブルの上には、哲人のカノジョが作った晩ごはんが並んでいた。

マァマは、私が食べるサワラの味噌煮を食べやすいサイズにさばいていた。

「よーくん、お魚の身がさばけたよ。」

マァマは、私が食べるサワラの味噌煮をゆっくりと手渡した。

私は、ひとことも言わずにゆっくりと晩ごはんを食べていた。

みんながゆっくりと晩ごはんを食べている中で、明憲《ムコハン》はパクパクと白ごはんを食べていた。

この時、いとがあつかましい声で明憲《ムコハン》に言うた。

「明憲《ムコどの》!!」
「義母《おかあ》さま…」
「お前はこんな時によくパクパクパクパクパクパクパクパクパクパクと食べていられるわね!!」
「義母《おかあ》さま、なにひとりで怒ってはるのですか?」
「怒りたくもなるわよ!!沙都水《さとみ》とあかりがこんな遅い時間に外でチャラチャラチャラチャラチャラチャラチャラチャラしているのを聞いてなんとも思わないの!?」
「沙都水《さとみ》とあかりは、お友だちと一緒にミナミに行くと言うてたよ~」
「明憲《ムコどの》!!」
「義母《おかあ》さま〜」
「あんたが甘やかしてばかりいたから哲人《てつと》が勝手なことをしたのよ!!」
「だから、哲人《てつと》がカノジョと恋愛結婚《けっこん》したことがそんなにアカンのですか?」
「アカンもんはアカン!!」
「せやからなにがアカンねん〜…哲人《てつと》は、カノジョのご両親にあいさつをしたと言うたのだよ…カノジョの両親は許してくれたのだよ〜」
「だけど、哲人《てつと》は自分の両親《おや》には結婚することを伝えなかったのよ!!」

近くにいたゆきさんが泣きそうな声で言うた。

「おかーちゃん!!やめてよ!!ごはんを食べている時にガーガーおらばないでよ!!」

いとは、ものすごくあつかましい声でゆきさんに言うた。
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