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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第49章 366日
(ゴーッ…)

時は、10月18日の朝8時頃であった。

A・Bの2班のメンバーたちが乗っている専用機がシンガポール・チャンギ国際空港から飛び立った。

専用機は、正午頃にドバイ国際空港に到着した。

A・Bの2班のメンバーたちは、専用機から降りたあとタラップ下に停まっている80人乗りの特大バスに乗り込んだ。

午後12時半頃に、80人乗りの特大バスがドバイ国際空港から出発した。

バスは、ドバイ国際空港から出発したあと目的地へ向かった。

午後1時20分頃であった。

A・Bの2班のメンバーたちが乗っている80人乗りの特大バスがザ・パレス・ダウンタウン・ドバイ(豪華ホテル)に到着した。

A・Bの2班のメンバーたちはは、バスから降りたあとエントランスホールに入った。

宿泊の手続きを終えたあと、各部屋に移動した。

一行は、夜7時までの間は各部屋で身体を休めた。

時は、夕方6時半頃であった。

ところ変わって、ホテル内にあるキッチン付きの豪華スイートルームにて…

部屋にはゆきさんと風香《フー》ちゃんと30人前後の子守女さんたちがいた。

風香《フー》ちゃんは、洗濯物を折りたたむ仕事をしていた。

ゆきさんは、備え付けの電話機で話をしていた。

電話は、いとからのコレクトコールであった。

ゆきさんは、ものすごく困った声で受話器ごしにいるいとに言うた。

「おかーちゃん、そないにガーガーおらばれたらうちしんどいねん…このあと7時から始まる会合に出席する予定があるのよ…こなないそがしい時にくだらないことを言わんといて!!」

(ガシャーン!!)

受話器をガチャーンと置いたゆきさんは、両手で髪の毛を思い切りかきむしりながらキーッと怒り狂った。

この時、白のかっぽう着姿の風香《フー》ちゃんがゆきさんのもとにやって来た。
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