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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第3章 酒は大関
「ヨシタカさん…私たちは他に好きな女性《ひと》がいなかったら、うちの詠美《えいみ》はいかがですか…と言うてるのよ〜」
どこぞのファストフード店の店員みたいな言葉を言うなよ!!
私はこの時、怒りが噴出しそうになった。
たまよは、ものすごく気色悪い声で私に言うた。
「ヨシタカさん、うちの詠美《えいみ》は女子大にいるので周りに男の人がいないのよ…コンパもサークル…楽しいことは全部がまんして勤勉ひとすじに取り組んでいるのよ…ねえあなた…」
たまよに言われた夫は、気乗りしない声で『ああ…』と答えた。
それは本当なのか…
…とうたがいたくなった。
たまよは、より気色悪い表情で私に言うた。
「ヨシタカさん…詠美《えいみ》とデートしたいのだったら、セッティングしましょうか?」
「デートのセッティングって…」
ママは、困った表情で私に言うた。
「よーくん、お願いしていただいたら?」
「ママ!!」
「詠美《えいみ》さんとデートがしたいと言うたら、たまよさんが全部セッティングしてくれるのよ…」
それはいくらなんでも気が引けるよ…
私は、ものすごく困った表情でつぶやいた。
ママは、優しい声でたまよに言うた。
「たまよさん、よーくんと詠美《えいみ》さんのデートのセッティングをお願いします。」
たまよは、のんきな声で『任せてよ~』と言うた。
その後、たまよが一方的に取り仕切る形でデートのセッティングをした。
これにより、私と詠美《えいみ》さんは8月2日頃にデートすることが決まった。
ママとたまよが勝手にデートの日取りを決めた…
なんで私は、好きでもない女と交際して結婚しないといかんのぞ!!
詠美《えいみ》さんも詠美《えいみ》さんで、ママと両親に対してヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ…とヒクツになっているじゃないか!!
(ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…)
私は、のみかけのワンカップ大関を一気にのみほしたあとふとんの中に潜り込んだ。
早く朝が来てくれ〜
早く逃げないと…
私は…
ママと口総《くちすぼ》の家の家族たちに…
やられてしまう…
どこぞのファストフード店の店員みたいな言葉を言うなよ!!
私はこの時、怒りが噴出しそうになった。
たまよは、ものすごく気色悪い声で私に言うた。
「ヨシタカさん、うちの詠美《えいみ》は女子大にいるので周りに男の人がいないのよ…コンパもサークル…楽しいことは全部がまんして勤勉ひとすじに取り組んでいるのよ…ねえあなた…」
たまよに言われた夫は、気乗りしない声で『ああ…』と答えた。
それは本当なのか…
…とうたがいたくなった。
たまよは、より気色悪い表情で私に言うた。
「ヨシタカさん…詠美《えいみ》とデートしたいのだったら、セッティングしましょうか?」
「デートのセッティングって…」
ママは、困った表情で私に言うた。
「よーくん、お願いしていただいたら?」
「ママ!!」
「詠美《えいみ》さんとデートがしたいと言うたら、たまよさんが全部セッティングしてくれるのよ…」
それはいくらなんでも気が引けるよ…
私は、ものすごく困った表情でつぶやいた。
ママは、優しい声でたまよに言うた。
「たまよさん、よーくんと詠美《えいみ》さんのデートのセッティングをお願いします。」
たまよは、のんきな声で『任せてよ~』と言うた。
その後、たまよが一方的に取り仕切る形でデートのセッティングをした。
これにより、私と詠美《えいみ》さんは8月2日頃にデートすることが決まった。
ママとたまよが勝手にデートの日取りを決めた…
なんで私は、好きでもない女と交際して結婚しないといかんのぞ!!
詠美《えいみ》さんも詠美《えいみ》さんで、ママと両親に対してヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコヘコ…とヒクツになっているじゃないか!!
(ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク…)
私は、のみかけのワンカップ大関を一気にのみほしたあとふとんの中に潜り込んだ。
早く朝が来てくれ〜
早く逃げないと…
私は…
ママと口総《くちすぼ》の家の家族たちに…
やられてしまう…