この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
乳房星(たらちねぼし)−1・0
第77章 幸せ芝居
「あんたまたお向かいの家のクソガキのお弁当を作ってんの?」
「(奈保子、ものすごく困った声で言う)ゆらさん、うちは人助けでお弁当を作っているのよ〜」
「そなないらんことをするから真弥《しんや》が人のお弁当をたかるようになったのよ!!」
「ゆらさん!!」
「あんた知らんかったの?」
「聞いてないわよ〜」
「ほんならクソガキの弁当を作るのをやめいや!!」
「ゆらさん!!」
「なんやねんよそもん!!」
「ゆらさんは、なんでうちに言いがかりをつけるのですか!?」
「あんたが君波《うち》にいちゃもんつけたのでしょ!!」
「ゆらさん!!」
「あんたのせいで、真弥《しんや》がひとのお弁当をたかるようになったのよ…あんたのせいで、真弥《しんや》の被害を受けた生徒たちが何人出たのか数えてみなさいよ!!」

そこへ、ブレザー制服姿の真弥《しんや》が台所にやって来た。

真弥《しんや》は、ものすごくするどい目つきで奈保子《なおこ》をにらみつけた。

奈保子《なおこ》は、ものすごく困った声で真弥《しんや》に言うた。

「真弥《しんや》さん…」
「お弁当いらねーよ!!」
「そんなことを言わないでよ!!」
「オレよりもお向かいの家のクソガキの弁当が大事か!?」
「そんなことは言ってないわよ!!」
「言うた!!」
「真弥《しんや》さん…」
「行ってくる!!」

真弥《しんや》は、ものすごく怒った表情で台所から出て行こうとした。

この時、ゆらさんが真弥《しんや》に言いがかりをつけた。

「待ちなさいよ真弥《ハヤベン》!!」
「なんやオドレ!!」
「あんたはこのままでいいと思ってるの!?」
「オレは(ともだち)のオカンが作った弁当が食いてーんだよ!!」
「ほんならジエータイへ行けや!!」
「なんやオドレ!!」
「堺《このまち》から出ていけ!!ジエータイへ行ってどつき回されて来い!!」
「オドレぶっ殺してやる!!」
「ジョートーよ!!あんたみたいなクソガキはボコボコにどつき回さないと気がすまないのよ!!」
「なんやオドレ!!」
「やめてください!!やめてください!!」

思い切りブチ切れたゆらさんは、真弥《しんや》とドカバキの大ゲンカをくり広げた。

ゆらさんと真弥《しんや》のドカバキの大ゲンカは、夜8時までつづいた。
/589ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ