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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第7章 強がりはよせよ
私は、1歳の時にママと別れた…

その直後から、故人(セヴァスチャンじいさん)が決めた計画《プラン》が発動された。

楽しい時間は厳禁だ…

恋愛…

サークル…

ゴーゴン…

…………

ぜーんぶできなかった!!

同級生たちはみな楽しい時間を過ごしたと言うのに、なんで私だけはいかんのだ…

ふざけるな!!

ふざけるな!!

ふざけるな!!

…………

この日書いた日記は、なぐり書きで書いた。

1月9日の日記もなぐり書きで書いた。

1月9日・曇り

この日私は、陸上自衛隊少年工科学校《りくじのだんしこう》の同期生(海田市の駐屯地勤務)のY田と広の駅前広場であった。

Y田は、二人の若い女の子を連れていた。

Y田は、私に対してヘラヘラ嗤《わら》いながら言うた。

『この世の女はオレのものだ…イワマツは非モテだから哀れよのぉ〜』

…と言うてY田は私をグロウした。

それは一体どう言うことだ!?

ふざけるな!!

………

まぁええわ。

Y田は駐屯地内で勤務態度が悪いようだから、そのうち痛い目に遭うと思う。

………

その翌日の深夜、Y田は広駅の近くにある酒場街でヤクザと乱闘事件を起こしてケーサツにしょっぴかれた。

そのニュースを聞いた私は、追加書きでこう記した。

追記…

Y田は、なんで陸上自衛隊少年工科学校《りくじのだんしこう》を選んだのか?

聞いた話しによると、あいつは陸上自衛隊少年工科学校《りくじのだんしこう》に入る前に高校退学の危機にひんしていた。

その際に、父親から『北海道の自衛隊に行け!!』と怒鳴られた。

あいつがイヤだと言うたら、あいつの母親は『だったら暴れなかったらいいでしょ!!』と言うた。

あいつはその後、両親と不仲になった末に家出した…

その後、鳴門で警察に保護されたがあいつは両親と断絶した…

陸上自衛隊少年工科学校《りくじのだんしこう》は、父方の親類の紹介で行った。

あいつは、逃げることしか知らないからなにやってもダメだ…

自衛隊にいた時に、運転免許や国家資格…を取らなかった。

こんな無資格人間を雇ってくださる事業所なんかあるものか!!

Y田は、どこのどこまで浮き世をなめているのか?

まあそのうち、Y田は懲戒免職《ツイホー》になるだろう…

オレはY田を一生の友とは思ってない…

ふざけるなボケ!!
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