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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第98章 さらばシベリア鉄道
「ママ〜」
「なあによーくん。」
「ママ、遠くに見えるゲートの近くに…人がいっぱいいるよ。」
「あら、ほんとうね。」
「ママ、ぼくたちも行こうよ〜」
「よーくん…よーくんがゲートの近くに行きたいと言う気持ちは分かるけど…あのゲートは…だれでも通れるわけじゃないのよ。」
「どうして?」
「あのゲートは、モンゴル人と中国人だけしか通りぬけることができないのよ。」

ママが言うた言葉に対して、2歳の私は悲しげな表情でママに言うた。

「ママ、行きたい…ぼくだってモンゴル人と中国人の血が流れているのだよ~」

ママは、もうしわけない声で2歳の私に言うた。

「よーくんごめんね…よーくんの身体にモンゴル人と中国人とモンゴルの系統の血が流れていたよね…ママの身体にもよーくんと同じ血が流れているのよ…だけどね…よーくんとママは、複数の国の国籍を保有していることと…よーくんとママの身体に複数の国と民族の血が流れている…と言うことがあるのよ…あと…モンゴルと中国の(政治の)形がさま変わりしたことなどもあるし…」

2歳の私は、ママに言うた。

「それじゃあ、いつになったらあのゲートをとおることができるの?」
「いつになるのかは分からないけど…いろんな国の人々が往来できるようになったら、ママと一緒におててつないで…ゲートを越えようね。」
「うん。」

このあと、ママは立ち上がったあと両手を広げて私を読んだ。

「よーくん…おいで〜」
「ママ〜」

私は、ママの199のMカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》に抱きついた。

「よーくん…キュー…キュー…」

ママは、両手で2歳の私の身体を優しく抱きしめた。

「ママ…ママ…ママ…ママ…」
「よーくん…キュー…キュー…キュー…キュー…」

それから数分後であった。

2歳の私は、大好きなママと一緒に草原をかけめぐった。

「ママ〜、ママ〜、ママ〜…」
「よーくん、ママはここにいるよ。」

2歳の私とママは、無我夢中で草原をかけめぐった。

それから10分後であった。

2歳の私があたりを見渡した時であった。

一緒にいたはずのママがいなくなった。

「ママ…ママ…ママ…ママ…」

2歳の私はママを呼んだけど、どこにもいなかった。

「ぐすんぐすんぐすんぐすん…」

2歳の私は、ひとりで泣いていた。
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