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第99章 千の風になって

時は、１月７日の午前11時半頃であった。

またところ変わって、ハルビン中心地にあるハルビン基督教道（プロテスタント系の教会）のチャペルにて…

Ａ班のメンバーたちとゆなさんとゆみさんは、神父さんと一緒に祭壇の前に立っていた。

この日は、私のママの遠忌の法要がいとなまれていた。

パイプオルガンの演奏がひびく中、私たちは静かにいのりをささげた。

法要のあと、一行は香坊区にある霊園に行った。

またところ変わって、霊園にて…

Ａ班のメンバーたちとゆなさんとゆみさんは、神父さんと一緒にママの墓前に集まっていた。

私は、神父さんから大きな花輪を受け取ったあと墓前にゆっくりとお供えをした。

その後、一行は静かにいのりをささげた。

時は、夜６時50分頃であった。

またところ変わって、松花江沿いにある太陽島公園にて…

公園では、毎年１月５日から２月いっぱいまで開催されている氷雪まつりが開催されていた。

Ａ班のメンバーたちとゆなさんとゆみさんは、カラフルな色のイルミネーションに照らされている氷像をじっくりと見つめた。

きれいだな…

ホンマにきれいだな…

このきれいな風景を…

夜明けまで見つめていたいな…

氷像を見つめている私は、そうつぶやきながら考え事をしていた。