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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第111章 そんなヒロシに騙(だま)されて
「かずこさん…これ…お願いできるかな?」

芸人風の女性…いえ、かずこは自慢げな声で言うた。

「任せといて…福也《さちや》くんが忘れて行ったケータイを必ず届けるから…」
「お願いね。」

かずこが言うた言葉に対して、奈保子《なおこ》は思い切りブチ切れた。

「この子はどこの家の娘よ!?」

日菜《ひな》は、にこやかな声で奈保子《なおこ》に言うた。

「この子は、福也《さちや》さんと同じ小学校〜コーコーに通っていたかずこさんよ…キンリンにあるフドーサン屋の娘さんよ。」

奈保子《なおこ》は、ものすごく怒った声で言うた。

「すみませんけど、うちもツゴーが悪くなりました。」
「奈保子《なおこ》さん。」
「うち…結婚にしばられるのはものすごくイヤなのです…」
「奈保子《なおこ》さん…」
「男は外にお勤め、女は家庭と言う形はものすごくイヤなのです!!」
「そんなことはないわよ…結婚してもお外で活躍している女性はたくさんいるのよ~」
「それでも結婚はイヤなのです!!…うちは…ひとりで自由気ままに生きていく方がいいのです…景山《かげやま》の奥さまに言うてください…うちは…あなな泣き虫とは結婚しません…悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる悲しんでいる…うらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましいうらやましい…うちは、その言葉を聞くだけでもヘドが出るのよ!!」

奈保子《なおこ》は、ものすごく怒った声で言うたあと家から出て行った。

それから数分後であった。

一恵《かずえ》は、奈保子《なおこ》に伝えようとしたことを思い出した。

「ああ!!思い出したわ!!」

日菜《ひな》が怒った声で『義母《おかあ》さま!!遅いわよ!!』と言うたので、一恵《かずえ》はさらに大パニックを起こした。

一恵《かずえ》は、奈保子《なおこ》に対して『新《あらた》が悲しんでいる…』と言おうとした。

奈保子《なおこ》は、結婚にしばられるのはものすごくイヤだから、なにを言うてもアカンと思う。
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