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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第112章 折れた口紅
次の日の朝10時過ぎであった。

またところ変わって、新宮市神倉《しないかみくら》にある2階建ての特大和風建築の家にて…

家は、新《あらた》の家族3人が暮らしている家である。

家の大広間に沙都水《さとみ》と仲人夫婦と晃代《てるよ》と耕史《こうじ》の5人がいた。

沙都水《さとみ》は耕史《こうじ》とお見合いで結婚したけど、耕史《こうじ》が暴力をふるったことが原因で別居中であった。

仲人さんは、耕史《こうじ》が沙都水《さとみ》に接近することを禁じられた期間が明けたのでもう一度話し合いをしたらどうかとあつかましい声で言うた。

晃代《てるよ》は、ものすごくつらい声で仲人夫婦に言うた。

「あの…すみませんけど…うちには…嫁はいらなくなりました…」
「いらなくなったって、どう言うことですか!?」
「ですから、耕史《こうじ》も新《あらた》も結婚には向いてないのです!!」

晃代《てるよ》が言うた言葉に対して、仲人夫婦はものすごくあつかましい声で言うた。

「向いてないのではなくて、向こうと言う姿勢がないだけだ!!」
「はぐいたらしいわね!!帰ってください!!」
「帰ってくださいって…」
「うちは、沙都水《さとみ》が大きらいです…なので…どこか施設へ送ってください!!」
「施設へ送れだと!!」
「帰ってください!!」

晃代《てるよ》から怒鳴られた仲人夫婦は、ものすごく怒った表情で晃代耕史《おやこ》をにらみつけた。

話し合いはケツレツしたので、沙都水《さとみ》は仲人夫婦と一緒に家から出た。

その頃であった。

あちらこちらを放浪していた哲人《てつと》は、福島県浜通り地方のどこかでケーサツに保護されたあと生活安全課《セイアン》に保護された。

公則《まさのり》は、ゆらさんにめんどいことをおしつけたあとあちらこちらを逃げ回っていたが、大阪池田市でヤクザと乱闘事件を起こした末にケーサツに逮捕された。

その一方で、公則《まさのり》からめんどいことを押し付けられたゆらさんはマリンホールディングのCEOに対してデリシャン株をくれとコンガンしたけどブザマな目に遭ってばかりいた。

そろそろ、このへんで気がつかなきゃいかんと思うけど…
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