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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第116章 ブラボー酔虎伝(すいこでん)
「おぬし、さっきのセリフをもういっぺん言うてみろ!!アルコール飲料のプロをなめたらアカンぜよだと…そななセリフをほざくなんて…100億年早いわ!!」
「ヒイイイイイイイイ…」
「ビール畑しか知らないド素人のオンドレに、ボジョレーを語る資格などない!!」

ポムじいさんにすごまれたCEOは、その場でひれ伏した。

「すみませんでした…すみませんでした…わしの負けだ…デリシャン株全部持ってけー!!」

ポムじいさんは、CEOさんからデリシャン株全部をぶんどったあと、その場から立ち去った。

そして、次の日の朝…

ゆらさんは、都内のホテルで目ざめた。

ぼんやりとした状態で目ざめたゆらさんに対してゆみさんがやさしく声をかけた。

「ゆら…ゆら…」
「えっ?ここ、どこやねん…」
「ホテルよ。」
「ああ!!…うち、どうやってここへ来たねん?」
「あんたはゆうべ、ナイトクラブでアホなことしたわね。」
「うち…」
「あんたはホンマにドアホやねぇ…せやけどおおきに…これで、ポムじいさんはデリシャン株のすべてを取得することができたわよ。」
「おおきに…おおきに…」

このあと、ゆらさんは厳しい現実をゆみさんから突きつけられた。

「そういうことで、明日からはまた専業主婦に戻りなさい。」

(ドタッ…ブクブク…)

厳しい現実を突きつけられたゆらさんは、口から大量の泡を吐いて気を失った。

ゆらさんはこの時、すでにダンナとリコンしていた。

ゆらさんは、今後どうやって生きていくのかな(ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ…)
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