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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第117章 もし君を許せたら
(ゴーッ…)

さて、その頃であった。

大阪伊丹国際空港に別の専用機が到着した。

到着した専用機の中からイナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんがタラップを通って降りた。

イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんは、タラップ下に停まっているJR西日本バスのロゴ入りの特大バスに乗り込んだ。

それから30分後にイナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんが乗り込んだ特大バスが大阪伊丹国際空港から出発した。

バスは、阪神高速道路を通ってテレビ局へ向かった。

夜8時50分頃に、特大バスがテレビ局の正面玄関に到着した。

その後、付き人軍団の男たちがバスを取り囲んだ。

同時に、バスのドアが開いた。

イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんは、付き人軍団の男たちに護《まも》られる形で館内に入った。

またところ変わって、楽屋にて…

ディレクターチェアに座っている私は、討論テーマの資料に赤いサインペンで意見を述べる箇所《かしょ》に印を入れていた。

A班のメンバーたちは、ひとことも言わずにお仕事をしていた。

この時、ゆかさんがゆきさんに声をかけた。

「ゆき。」
「(ゆきさん、つらそうな声で言う)なあにゆかねーちゃん。」

ゆかさんは、けわしい声でゆきさんに言うた。

「あんた、これからどないすんねん?」
「どないすんねん…って…」
「あんた、1月20日頃から具合が悪い顔をしているみたいね~」

ゆかさんの問いに対して、ゆきさんはつらそうな声で『ちょっと…寝不足気味なの…』と答えた。

ゆかさんは、けわしい声でゆきさんに言うた。

「それだけじゃないでしょ!!…風香《フー》ちゃんから聞いた話だけど…あんた、1月22日の夜に吐血したよね…」
「うん。」
「その翌々日に、大量のオウトをしたよね。」
「うん。」

ゆきさんは、ひとテンポおいてからゆかさんに対して『寝ればなおるわよ~』と言うた。

ゆかさんは、ゆきさんに対してものすごくけわしい声で言うた。
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