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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第118章 心の水
「ねえよーくん。」
「なあに?」
「よーくんがほしいお嫁さんは、どんなタイプの子かな?」
「えっ?」
「タレントさんで言うたら…どんなこが好みかな?」
「タレントさんで言うたら…って…」
「たとえば…カラとか少女時代とか…Bがつく歌のこ…ああBoA(ボア)だったわ…」

KーPOP(けいポップ)の女の子の名前を出されても困るよぅ〜

私は、ものすごく困った表情でつぶやいた。

イナ姐《ねえ》はんは、優しい声で言うた。

「よーくん。」
「なあに?」
「よーくんは、どんな形の恋をしたいの?」
「どんな形って?」
「たとえば…ああ…あの人気ドラマは…ペ・ヨンジュンさんが出演していたドラマで…チュンチョンが舞台だった…」

近くにいたドナ姐《ねえ》はんが『冬のソナタよ。』と答えた。

イナ姐《ねえ》はんは『ああ、そうだったわね〜』と言うたあと私に言うた。

「よーくんは…ラブロマンスのような恋がしたいのかな…それとも、ラブコメみたいな恋がしたいのかな~」

ドナ姐《ねえ》はんは、困った声でイナ姐《ねえ》はんに言うた。

「イナ姐《ねえ》ちゃん!!」
「なあにドナ。」
「なあにじゃないわよ!!よーくんを困らせないでよ!!」
「どうしたのよ~」
「よーくんのお嫁さんを選ぶ権限はB班のメンバーたちにあるのよ!!」
「どうしてよ…お嫁さんを選ぶ権利はよーくんにないと言うの?」
「よーくんのお嫁さんの条件は非常に厳しいのよ!!」
「分かってるわよ…」
「イナ姐《ねえ》ちゃん!!よーくんは2月以降は超多忙な日々がつづくのよ!!お見合いの日取りが決まったらジナ姐《ねえ》ちゃんがよーくんにお知らせするようになっているのよ!!超多忙な日々の中でお見合いのセッティングをするうちらの身にもなってよ!!」
「分かってるわよ〜」

イナ姐《ねえ》はんとドナ姐《ねえ》はんは、ああでもないこうでもないと言うた。

深夜11時半頃であった。

私は、指定されたスタジオに入ったあと所定の席についた。

その10分後に、7人の出演者さまたちが入ったのでごあいさつをかわした。

収録開始5分前に司会者の男性シンガーソングライターさんと男性アナウンサーさんがスタジオに入った。

そして、2月1日の深夜0時の時報とともに48時間に及ぶ大量収録が始まった。
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