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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第128章 愛・ファシネーション
「もしもし…甲斐野《かいの》さまのお宅でございますね…内之倉《うちのくら》でございますが…広橋の(長男)くんが(娘)さんにデートをすっぽかされたと言うていたので…いるのですか?…えっ?…お絵描きしているって…なんでお絵描きをしているのよ…うちは8日(きょう)の夕方5時にセッティングしたのですよ!!…それなのになんで家でお絵描きをしているのですか!?」
「貸して!!」
思い切りブチ切れた日菜《ひな》は、受話器ごしにいる相手に対してボロクソに言うた。
「もしもし!!あんたらの家はドサイテーね!!なので、広橋の家のチョーナンくんとオタクの娘さんの縁談は破棄します!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた日菜《ひな》は、電話をガチャンと切ったあと『ああ!!むしゃくしゃする!!』と言いながらトイレへ逃げ込んだ。
章弘一恵夫婦《あきひろかずえ》は、ものすごくおたついた表情であたりを見渡した。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!
これは一体どういうことや!!
ええかげんにせえよ(激怒)
「貸して!!」
思い切りブチ切れた日菜《ひな》は、受話器ごしにいる相手に対してボロクソに言うた。
「もしもし!!あんたらの家はドサイテーね!!なので、広橋の家のチョーナンくんとオタクの娘さんの縁談は破棄します!!」
(ガチャン!!)
思い切りブチ切れた日菜《ひな》は、電話をガチャンと切ったあと『ああ!!むしゃくしゃする!!』と言いながらトイレへ逃げ込んだ。
章弘一恵夫婦《あきひろかずえ》は、ものすごくおたついた表情であたりを見渡した。
おいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!
これは一体どういうことや!!
ええかげんにせえよ(激怒)