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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第141章 白い一日
ゆきさんは、英樹《ひでき》に対してとがった声で『これはなによ!?』と言うた。

英樹《ひでき》は、にこやかな表情で『婚姻届だよ。』と答えた。

ゆきさんは、とがった声で英樹《ひでき》に言うた。

「婚姻届って…」
「ぼくは、ゆきともう一度やり直したいのだよ。」
「なんでうちがあんたとサイコンせなアカンねん!?」
「ぼくは、本気だよ~」
「ふざけるな!!あんたはなにを考えているのよ!?」
「ぼくは、ほんとうにゆきとやり直したいのだよ〜」
「あんたはなんであなな恐ろしいことをしたのよ!?なんで自分の親きょうだい親類たちをぺちゃんこにつぶしたのよ!?」
「塩見家《いえ》のもんは、オレとゆきが結婚することに異議を唱えていたのだよ…オレは悪くない…悪いのは塩見家《いえ》の親きょうだい親類たちだ…おれとゆきと哲人《てつと》と娘たちは被害者なんだよ…」
「あんたもうやめて!!そなな恐ろしい話は聞きたくないわ!!…それよりも、あんたはどうするつもりよ!?親きょうだい親類たち全員をハイセキしたあと、どうやって生きていくのよ!?…男ひとりで、どうやって娘さんたちを守っていくのよ!?」

ゆきさんは、大きめのタンブラーに入っているミネラルウォーターをひとくちのんでから英樹《ひでき》に言うた。

「うちは、義娘《むすめ》が子どもふたりを連れて北海道へ帰省《かえ》ったのよ…」

英樹《ひでき》は、ケーソツな声で言うた。

「だったらちょうどいいじゃないか…」

ゆきさんは、怒った声で言うた。

「あんたがサイコンしたいと言うのであれば(婚姻届に)サインするけど…絶対条件《じょうけん》があるわよ…うちは、イチャイチャすることがものすごくイヤだから…うちの身体《からだ》を触れないで!!…うちは手をさわられるだけでもヘドが出るのよ!!…さわったらどうなるのか…分かってるよね!!」

英樹《ひでき》は、聞き分けのいい声で『分かったよ~…守る…』と言うた。

その後、ゆきさんは婚姻届にショメンナツインした。

これでゆきさんと英樹《ひでき》は、再び夫婦になった。
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