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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第141章 白い一日
時は、3月3日の朝7時前であった。

ところ変わって、今治市玉川町八幡《たまがわちょうやわた》の鴨部団地《かんべだんち》の中にある特大豪邸にて…

(ピーッ、ピーッ、ピーッ…)

特大豪邸の前に松本引越しセンターのトラック5台が到着した。

その後、待機していた作業員さんたち100人が特大豪邸の中に置かれていた家財道具全部を運び出した。

特大豪邸は、英樹《ひでき》の親類の大おじが暮らしていた家であった。

大おじは、待機していた老健施設《しせつ》の職員たち100人によって強制的に引きずり出された。

大おじは『ヤダヤダ…』と泣きながら言うた。

職員たちは、怒った声で『わがまま言われん!!』と言うたあと大おじを車に押し込めた。

その後、施設の車がものすごい爆音を立てながら走り出した。

その間に、大おじが使っていた家財道具が全部運び出された。

ところ変わって、特大豪邸から歩いて50歩先にある大型の和風建築の家にて…

家は、章弘一恵夫婦《あきひろかずえ》の末娘・則本麻里子《のりもとまりこ》と娘ムコ・温大《はると》(サラリーマン)と3人の息子・智之《ともゆき》(21歳)と和真(16歳)と久義(5歳)が暮らしている家である。

和利《かずとし》が家出したあと女《ホステス》にのめり込んで深みにはまった。

日菜《ひな》は、小浜市《おばま》の実家へ帰ったと同時に和利《かずとし》とリコンした。

新宮市《なんきしんぐう》で暮らしていくのがしんどくなった…

なので、章弘一恵夫婦《あきひろかずえ》は夜逃げしてここに来た。

また、景山《キンリン》の家の家族たちも夜逃げして親類カタへ転がり込むなど…があった。

そういうことから、新宮市《なんきしんぐう》で暮らしていくのがイヤになった…

…と言うことである。

話は変わって…

大広間の食卓に7人家族たちが集まっていた。

テーブルの上には、麻里子が作ったあさごはんが並んでいた。

一恵《かずえ》は、麻里子《まりこ》に対して不安げな声で言うた。
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