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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第153章 心のカ・タ・チ
時は、夕方6時頃であった。

またところ変わって、ハーバービューホテルの中にあるキッチンつきの豪華スイートルームにて…

部屋にはマァマとイナ姐《ねえ》はんと風香《フー》ちゃんと子守女《こもりめ》さんたち30人がいた。

風香《フー》ちゃんとイナ姐《ねえ》はんは、キッチンで晩ごはんの支度をしていた。

この時であった。

(ピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロピロ…)

部屋の備え付けの電話機の着信音が鳴った。

「アタシが出ます。」

風香《フー》ちゃんは、キッチンから出たあと大急ぎで電話に向かった。

(カチャ…)

受話器を手にした風香《フー》ちゃんは、受話器ごしにいる人に話しかけた。

「はいイワマツグループでございます…えーと…今治市玉川町《たまがわちょう》の…福也《さちや》さまのお母さまでございますね…えーと…」

この時、A班のメンバーたちが帰宅した。

風香《フー》ちゃんは『電話をつないでください。』と頼んだあと福也《さちや》さんに声をかけた。

「福也《さちや》さん、実家《おうち》から電話です。」

福也《さちや》さんは、フキゲンな声で言うた。

「またおふくろかよ…」
「お母さまがお話をしたいと言うてますけど…」
「分かったよぅ〜」

福也《さちや》さんは、ものすごくめんどい表情で電話に出た。

「かあさん困るんだよ!!また『おやすみはいつなの?』と言うのかよ!!」

またところ変わって、福也《さちや》さんの実家にて…

一恵《かずえ》は、ものすごく困った声で受話器ごしにいる福也《さちや》さんに言うた。

「福也《さちや》!!おかーさんはものすごく困っているのよ!!きょうは真佐也《まさや》がお嫁さんを連れて家に来ているのよ!!…広間におふたりがいるのよ!!…福也《さちや》!!聞いてるの!?」

福也《さちや》さんは、ものすごくめんどい表情で受話器ごしにいる一恵《かずえ》に対して言うた。
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