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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第153章 心のカ・タ・チ
「だから、かあさんはオレにどうしろと言うのだよ!!真佐也《まさや》がお嫁さんをもらったからなんだと言うのだよ!!」
「真佐也《まさや》がお嫁さんをもらえたのに、福也《さちや》がお嫁さんをもらわないから困っているのよ!!」
「ふざけるな!!お嫁さんをものみたいに言うなよ!!」
「福也《さちや》はお嫁さんがほしいとは思わないの!?」
「思わねーよ!!真佐也《まさや》がお嫁さんをもらったからおれももらえと言われたから怒ってるのだよ!!」
「福也《さちや》はこのままでいいの!?」
「だからどうしろと言うのだよ!?」
「だから、お休みはいつ取れるのと言うてるのよ!!」
「ますますはぐいたらしいのお!!またそれや!!」
「おかーさんは、福也《さちや》にお休みを取って家に帰って来てと言うてるのよ!!」
「だから、なんで家に帰るのだよ!?」
「福也《さちや》がどんな結婚を望んでいるのかを知りたいから…」

(ガチャン!!)

この時であった。

制服《ブレザー》を着ている和真《かずま》が右足で電話台をけとばした。

台が倒れたと同時に電話機が落ちた。

一恵《かずえ》は、和真《かずま》に対して怒った声で言うた。

「和真《かずま》!!」

和真《かずま》は、するどい目つきで一恵《かずえ》に言うた。

「ふざけるなクソババア!!むしゃくしゃするんだよ!!」
「和真《かずま》!!」
「むしゃくしゃするからゲーセンへ行ってこーわい!!」
「待ちなさい!!和真《かずま》!!」

思い切りブチ切れた和真《かずま》は、家から出ていった。

一恵《かずえ》は、ものすごくおたついた表情であたりを見渡した。

またところ変わって、ハーバービューホテルの豪華スイートルームにて…

福也《さちや》さんは、ものすごく困った表情でつぶやきながら受話器をおいた。

なんだよぅ…

なんで電話がとつぜん切れたのだよ…

福也《さちや》さんは、ものすごく困った表情で広間に上がった。

ゆりさんは、困った表情で福也《さちや》さんに声をかけた。
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