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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第165章 誰でもいいわけないじゃない
「福也《さちや》さん。」
「はい?」
「この前、沖縄のゴルフ場でお会いした時にキャディーを務めていたね。」
「はい。」

福也《さちや》さんは、コチコチかたい表情で受け答えをした。

榎原市長《もとしちょう》は、ニコニコ顔で福也《さちや》さんに言うた。

「福也《さちや》さん、どうしたのかな?」
「なんでしょうか?」
「きょうは、福也《さちや》さんのためにセッティングしたのだよ。」

福也《さちや》さんは、ものすごく怒った表情で言うた。

「セッティングの意味が分からない!!」

端にいた一恵《かずえ》がおたついた表情で福也《さちや》さんを必死になだめた。

「福也《さちや》!!」
「なんや!!」
「なんで榎原市長《せんせい》に対して怒った表情で言うのよ!!」
「オレのためにセッティングしたと言う意味がわかんねーんだよ!!」
「福也《さちや》!!…榎原市長《せんせい》…すみません…」

一恵《かずえ》は、榎原市長《もとしちょう》に対してペコペコと頭をさげてあやまった。

その後、一恵《かずえ》は福也《さちや》さんに対してわけを説明した。

「福也《さちや》!!」
「なんや!!」
「うちは非常事態が発生したのでものすごく困っているのよ!!」
「非常事態ってなんや!?」
「福也《さちや》が結婚しないと、家がなくなるのよ!!」
「家がなくなるから結婚しろだと!!」

一恵《かずえ》は、気が狂いそうな声で麻里子温大夫婦《まりこはると》に言うた。

「あんたたち!!」

温大《はると》がものすごくめんどい表情で『義母《おかあ》さま〜』と言うたので、一恵《かずえ》はものすごく怒った声で言うた。

「今回の原因を作ったのは久義《ひさよし》よ!!」

温大《はると》は、ものすごくめんどい表情で言うた。

「なんで久義《ひさよし》ばかりをせめるのですか?…久義《ひさよし》はまだ小さいから…」

章弘《あきひろ》は、温大《はると》に対してミネラルウォーターが入っている小さなタンブラーを投げつけながら怒鳴った。

「口答えするな!!温大《クソアホンダラ》!!」

タンブラーは、温大《はると》の胸元にぶつかった。

温大《はると》が反抗的な目つきをしていたので、一恵《かずえ》は怒った声で温大《はると》に言うた。
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