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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第11章 ショボクレ人生
(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、深夜11時40分頃であった。

ところ変わって、阪神電車の車内にて…

私は、ショルダーバッグを持って再び旅に出た。

私は、大阪メトロ心斎橋駅から地下鉄に乗って梅田駅へ向かった。

梅田駅で阪神電車に乗り継いで神戸方面へ向かった。

この時間、私・イワマツを入れて20人くらいの客が電車に乗っていた。

ショルダーバッグを持っている私は、右手でつり革をにぎった状態で立っていた。

私のまわりにいる客は、態度がものすごく悪い人間ばかりであった。

人が読んでいる夕刊をのぞき見しているクソあつかましい男《ホイト》…

どぎつい色のメイク顔の女が座席で股《あし》を広げて座った状態でメイクを直していた…

横向けのイスに寝転んでキョウレツなイビキをかいて寝ている酔っ払いの平社員《マンネンヒラ》…

デイスイ状態でつり革にもたれているドカタのおっちゃん…

イスに座って、大きい口をあけて『キャハハハハハハハ…』と嗤《わら》いながらケータイで電話しているヤマンバ女《ギャル》…

……………

彼らは、どこのどこまで態度が悪いのか!?

日本国《このくに》の人間は…

頭がボロいワ!!

私は、するどい目つきで彼らをにらみつけながらつぶやいた。

私は、途中の青木駅《おおぎえき》で電車を降りた。

ショルダーバッグを持って電車から降りた私は、改札を通って外に出たあと国道43号線を歩いて旅に出た。

日付が変わって、7月28日の深夜0時半頃であった。

私は、阪神高速道路3号神戸線の摩耶《まや》ランプ付近にあるガソリンスタンドに到着した。

私は、ガソリンスタンドの休憩所にいた長距離トラックの運ちゃんにヒッチハイクの交渉をした。

それから10分後であった。

ヒッチハイクの交渉をまとめた私は、トラックの車内に乗り込んだ。

(ブロロロ…)

0時55分頃、私が乗り込んだ長距離トラックがガソリンスタンドから出発した。

トラックは、国道2号線を通って山口方面へ向かった。

一刻も早く大番頭《おおばんと》はんたちを見つけなきゃ…

残された時間は限られている…

急がなきゃ…
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