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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第181章 私のハートはストップモーション
時は、日本時間9月7日の夜7時過ぎであった。

ところ変わって、大阪市中央区城見《おおさかちゅうおうくしろみ》にあるテレビ局の中にある楽屋にて…

A班のメンバーたちは、楽屋内であわただしく動いていた。

その中で、イナ姐《ねえ》はんはぼんやりとした表情を浮かべていた。

ディレクターチェアに座っている私は、バイタルチェックを受けていた。

ゆかさんは、水銀の血圧計を使って私の血圧測定をしていた。

(ペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコンペコン…プシュー…)

リストバンドのエアーがぬけた。

ゆかさんは、チェックシートに私の血圧値と脈拍数を記載した。

このあと、8日の深夜0時より日曜昼のディベート番組の大量収録が始まる予定である。

本来は、アメリカ・カリフォルニア州の男性弁護士さんが出演する予定だった。

ご本人さまがスケジュールの関係で出演できなくなったので、急きょ私が出演することになった。

ディレクターチェアに座っている私は、討論テーマごとの資料を読んでいた。

私のそばにいるイナ姐《ねえ》はんは、ぼんやりとした表情で私を見つめた。

イナ姐《ねえ》はんは、インチョンのパラダイスシティの中にあるホテルのキッチンつきの豪華スイートルームにいた時のことをまた思い出した。

私とニナがお風呂でイチャイチャしていた時の声を聞いた。

あわせて、シュテフィが着ていた衣服と下着をマァマが脱がしたあと黒のユニクロ水着のスイムビキニショーツに着せた〜バスルームへ一緒に行った…

…の様子を見たので、イナ姐《ねえ》はんの気持ちはぼんやりとしていた。

よーくん…

よーくんは…

ニナちゃんとシュテフィちゃんのどちらをお嫁さんにしたいの?

ジェニカちゃんとリリアンちゃんとお見合いしたのに…

ニナちゃんをお嫁さんにしたいと言うたから…

ひどく困っているのよ…

シュテフィちゃんは…

どうするのよ…

よーくん…

ねえ…

よーくん…

答えてよ…

そんな時であった。

(ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…)

この時、私の右わきにはさんでいるオムロンの電子体温計のアラーム音が鳴った。

ゆかさんは、私のそばにいるイナ姐《ねえ》はんに声をかけた。
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