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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第191章 夢の途中
時は、9月16日の朝8時頃であった。

またところ変わって、ドバイ国際本社のオフィスビルの中にある私の個室にて…

A班のメンバーたちは、朝からあわただしく動いていた。

私は、真新しいスーツに着替えたあとカロリーメイトブロックで朝食を摂った。

その後、私はすぐに会議室へ移動した。

時は、朝8時半頃であった。

またところ変わって、会議室にて…

会議室に私とゆかさんとイナ姐《ねえ》はんがいた。

私は、所定の席に座っていた。

ゆかさんは、水銀の血圧計を使って私の血圧測定をしていた。

イナ姐《ねえ》はんは、ぼんやりとした表情で立っていた。

(プシュー…)

左腕に巻かれているリストバンドのエアーが抜ける音が聞こえた。

険しい表情を浮かべているゆかさんは、チェックシートに私の血圧値と脈拍数を記入した。

ぼんやりとした表情を浮かべているイナ姐《ねえ》はんは、またあの時みたシーンを思い起こした。

ハレクラニ沖縄のプライベートプールとキッチンつきの豪華スイートルームで私とリリアンがお見合いした時の様子がイナ姐《ねえ》はんの脳裏に映った。

よーくんとリリアンちゃんがプールサイドにある大きめのデッキチェアに座ってデートをしているわ…

よーくん…

お嫁さんがまだ決まってないのに…

よーくん…

シュテフィちゃんはどうするのよ…

(ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ…)

この時であった。

私の右わきにはさんでいるオムロンの電子体温計のアラーム音が鳴った。

しかし、イナ姐《ねえ》はんはぼんやりとした表情で突っ立っていた。

イナ姐《ねえ》はんの脳裏にハワイの豪華リゾートホテルのレストランにあるバーカウンターで私とジェニカがデートしている様子が映った。

私とジェニカが目を閉じた状態で口づけをかわしたシーンが映った。

私とジェニカがはげしいタンキスをしていたシーンをじかに見たイナ姐《ねえ》はんは、ソワソワしながらつぶやいた。

よーくん…

シュテフィちゃんとリリアンちゃんはどうするのよ…

よーくん…

あ〜ん…

ソワソワしちゃう〜

この時、ゆかさんの怒った声が聞こえた。
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