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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第213章 春雨
(ジャー…)

時は、夜10時半頃であった。

1日のお仕事を終えた私は、流しで道具の手入れをしていた。

お仕事で使ったはさみをきれいに洗ったあと、トイシで研ぐなどしてきれいにした。

後片付けが終わったあと、私はテーブルの前に座った。

時は、深夜11時頃であった。

テーブルの前に座っている私は、考え事をしていた。

この時、私はとんでもない選択ミスをしたと気がついた。

仕事に必要な資格を大量に取得した…

修士号・博士号を大量に取得した…

アメリカ三軍の提督までの位を取得した…

陸自少年工科学校《リクジのダンシコー》と防衛大学校にいた時に支給された大金は、全額貯蓄した…

これら一式は、イワマツの財産一式とともに大番頭《おおばんと》はんたち連帯後見人たち5000万人のもとですべて預かりとなっている…

あれがないと仕事ができない…

大番頭《おおばんと》はんたちがいないと、仕事を進めることができない…

両方困る…

ここに来たこと自体がまちがいだった…

すぐにやめよう…

そう思った私は、出発する準備を始めた。

日付が変わって…

10月5日の深夜2時過ぎであった。

私は、ショルダーバッグを持って倉庫から逃げ出した。

それから60分後であった。

私は、国道188号線沿いにあるドライブインで長距離トラックをヒッチハイクしたあとすぐに西へ向かった。

(ブロロロロ…)

ところ変わって、長距離トラックの中にある仮眠ベットにて…

ベットに寝ている私は、ぼんやりとした表情で考え事をしていた。

カーラジオのスピーカーからRCCラジオで放送されていた『日野ミッドナイトグラフティー・走れ歌謡曲』が流れていた。

この時、村下孝蔵さんの歌で『春雨』がかかった。

ひろこねえさんからグダグダと言われた私は、思い切り怒っていた。

アレ、ホンマに腹立つワ…

怒りに震えている私は、陸自少年工科学校《リクジのダンシコー》にいた時のことを思い出した。

たしか…

横須賀市内《しない》に居住地がある温室育ちの御曹司《アホンダラ》の連中がいたな…

カネもらうことしか頭にない御曹司《アホンダラ》の連中は…

思い出すだけでも腹が立つワ!!
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