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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第15章 高校三年生
時は、1963年4月11日の午前9時前であった。

ところ変わって、陸上自衛隊少年工科学校《りくじのだんしこう》の教練場にて…

迷彩服姿の私は、新入生たちと一緒に列に並んでいた。

この日、深刻な事件が発生した。

場の雰囲気がどす黒く淀んでいた。

オニ教官は、ものすごい血相で怒り狂っていた。

「昨夜!!新兵のひとりが本校から脱走したあと行方不明になった!!…脱走した原因は分からないが…あの新兵《ヤロー》は、中学の時に好きだった女子《オナゴ》にみれんがあったから脱走した!!…全くなさけない新兵《ヤロー》だ!!…あの新兵《ヤロー》はどこのどこまで甘えているのか!?…きさまらに問う!!…オドレらは中学にいた時なにをしていた!?…この中で…女子とイチャイチャしていたクソ新兵《バカ》はだれや!?」

なんや!!

中学の時に女子とイチャイチャしていたクソ新兵《バカ》だと!!

もういっぺん言うてみろ!!

私は、怒りが噴出しそうになったが必死になってこらえた。

この時であった。

「キサマ!!」

(ガツーン!!)

この時、オニ教官は私がいるところから左に3人目の新兵の顔をグーで殴りつけた。

殴られた新兵は、ものすごくつれない表情を浮かべていた。

オニ教官は、殴りつけた新兵に対して怒鳴りつけた。

「キサマ!!」
「はい!!」
「キサマはなんでここへ来た!?親もとから離れて自立するために来たと言うのはウソか!?」
「ウソはついてません!!」
「だまれ!!オドレなんや!?オドレは中学の時に女子とイチャイチャしていたのか!?」
「してません!!」
「ほんとうにしてないのだな!!それじゃあなんでやる気のないツラをしていたのだ!?ここへ来た以上は自分みがきをしろ!!自分をみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいてみがいて…ピカピカになるまでひたすらみがけ!!…ったくどいつもこいつも甘えやがって…もういい!!今から、教練場50周走るぞ!!」
「はい!!」

このあと、いつもとおりに訓練が始まった。

私は、他の新兵さんたちと一緒に教練場50周走るなど…どぎつい訓練を受けた。
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