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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第218章 雲にのりたい・その3
「イワマツの家の男の子は…よーくんひとりしかいないのよ…よーくんが生まれた時の家族は…ママひとりだけだった…よーくんにはパパがいないのよ…きょうだいもいないのよ…身内も…いないのよ…あなたたちは生まれた時から親きょうだいたちがいた…だけどよーくんは…家族はママしかいなかった…たったひとりの家族であったママは亡くなったのよ…よーくんの家族は桜子さんたちとアンナちゃんだけよ!!…ひとの話を聞いてるの!?」

ドナ姐《ねえ》はんに怒鳴られた(ハトコのカノジョ)はぐすんぐすんと泣き出した。

マァマは、泣きそうな表情で言うた。

「よーくんは…赤ちゃんをこの家で迎えたい…で頭がいっぱいになっているのよ…アンナちゃんは赤ちゃん産みたいと言うてるのよ…」

それから数分後であった。

深眠の私は、浴槽から引き上げられたあと大きめのマットに寝かされた。

マァマは、深眠の私の身体を白いバスタオルでふき取った。

その後、深眠の私はマァマと一緒に特大とばりに入った。

「よーくん…とばりに入ったわよ…」

つづいて、A班のリーダー5人とミンジュンさんが特大とばりに入った。

(ピュー…)

その後、ゆかさんがとばりの入り口のファスナーを閉じた。

その後、子守女《こもりめ》さんたち100人がとばりのまわりを囲んだ。

ドナ姐《ねえ》はんは、怒った声で(ハトコ)さんと(カノジョ)に言うた。

「ここから先は聖域よ!!」
「聖域〜」
「オルドは神聖な場所よ!!」
「神聖な場所〜」

ドナ姐《ねえ》はんは、怒った声で言うた。

「よーくんを…桜子さんたちとアンナちゃんのもとへ帰します。」

リチャードさんのハトコさんとカノジョは、悲しげな表情を浮かべた。
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