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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第219章 松山慕情
(ボーッ、ボーッ、ボーッ、ボーッ…)

時は、正午過ぎであった。

石崎汽船のフェリーが汽笛を鳴らしながら松山観光港《みなと》から出航した。

フェリーの甲板《デッキ》にて…

甲板《デッキ》にいる私は、港の風景を見つめながら山丹正宗《やまたん》の酒《ワンカップ》をのんでいた。

ドナ姐《ねえ》はんに会いたい…

今、私が頼ることができるのはドナ姐《ねえ》はんしかいない…

早く見つけないと…

(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、午後3時頃であった。

私は、呉港《くれ》でフェリーを降りたあと呉駅《えき》まで歩いた。

その後、呉駅《えき》からJR呉線の電車に乗って東へ向かった。

夕方4時半頃に三原駅に到着した。

三原駅で電車を降りた私は、改札口を通って外へ出た。

ところ変わって、三原港《さんばし》のすぐ近くにあるジャスコ(イオン)にて…

私は、今夜食べる分の購入した。

今夜のごはんは、大盛りソース焼きそばとマカロニ・パスタ・ポテトの三種類サラダと肉ぎょうざ12個である。

惣菜3種とトップバリューの500ミリリットルの缶ビール2本を購入したあと、レジで精算をした。

その後、また駅へ戻った。

(ピーッ、ゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトンゴトン…)

時は、夕方6時半頃であった。

私は、JR山陽本線《さんようせん》の電車に乗って東へ向かった。

夜7時20分頃であった。

電車が岡山駅に到着した。

電車を降りた私は、改札口を通って駅の外へ出た。

つかれた…

今夜は、どこへ泊まろうかな…
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