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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第220章 岡山は女の泣くところ
時は、夜8時頃であった。

ところ変わって、岡山城・後楽園(日本三大庭園)のすぐ近くにある石山公園にて…

公園のテーブルの上にジャスコで購入した缶ビール2本と肉ぎょうざが置かれていた。

私は、ライトアップされている岡山城《おしろ》をめでながら缶ビールをのみながらつぶやいた。

きれいだな…

カクテル光線に染められている岡山城《おしろ》がとてもきれいだな…

ひとりでのむのはさみしいな…

やっぱり…

好きなカノジョと一緒に…

カクテル光線にそまった岡山城《おしろ》を見つめながら…

ビールをのみたいな…

それから1時間50分後であった。

私は、しめの大盛りソース焼きそばと3種のサラダで夕食を摂った。

公園には、夜10時半頃まで滞在した。

日付けが変わって、10月8日の深夜0時40分頃であった。

私は、ショルダーバッグを持って柳町通りを歩いていた。

通りにナイトクラブや風俗店などが立ち並んでいた。

若いカップルさんたちやなじみ客とドーハンで出勤するホステスさんや女子大生のグループたちが通りをおうらいしていた。

通りのスピーカーから内田よしハルさんの歌で『岡山は女の泣くところ』が流れていた。

店の前に立っている客引《ポンび》きのニイチャンたちが道行く人たちに対して『お安くしときますよ〜』とか『サービスしますよ〜』などと言うていた。

私は、店で遊ぶゆとりは全くないのだよ…

客がほしいのであれば、他の客をとれよ…

…とつぶやきながら歩いた。

それからまた20分後であった。

この時、私はあちらこちらをやみくもに歩き回ったことが原因で道に迷った。

それが原因で、えげつない現場に遭遇《そうぐう》した。

私はこの時、田町にあるお寺さんの近くを歩いていた。

この時、お寺のケイダイからなさけない男の声とヤクザの怒った声が聞こえた。

お寺に誰がいるのか?

不審に思った私は、門の手前で足を止めたあと門の影に隠れた。

そこから私は、ケイダイの様子を見た。

あれは、陸自少年工科学校《りくじのダンシコー》にいたジョーネンジの御曹司《クソガキ》と番頭《ばんと》はんだ…

なんでこんなところで話し合いをしているのだ…

ジョーネンジの御曹司《クソガキ》は、番頭《ばんと》はんに対してなさけない声で言うた。
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