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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第220章 岡山は女の泣くところ
「オドレ御曹司《クソガキ》!!言いたいことはそれだけか!?…ほんなら、あの時の恩をアダで返すと言うことだな…ああ!!」
「なんだよ!!逆ギレ野郎!!」
「オドレはあの時『身元引受人がおらん〜』と言うてビービービービービービービービービービー泣きよった!!ビービービービー泣きよるオドレに助けの手を差し伸べたのは誰かわかっとんか!?」
「忘れたよ〜」
「この野郎…あの時ビービービービー泣きよったオドレに助けの手を差し伸べたのは、風早連合の飯豊会長《かいちょうはん》や!!…飯豊会長《かいちょうはん》が知人の弁護士にオドレの身元引受人を頼んだのだぞ!!…オドレが脱走事件を犯したことで実家の親御《おや》からカンドーされた…帰る家をなくしたオドレのためにあれこれと動いてくださった飯豊会長《かいちょうはん》の気持ちが分からんのか!?…『帰る家がない〜』『ジエータイはイヤだ!!』『センジョーに行きたくない!!』『人殺しをしたくない!!』…とさんざん言うたからわしはオドレを引き取った…ほんでオドレは二岡総裁《おやっさん》と盃《さかずき》をかわした!!…オドレはその時『わいの命を二岡総裁《おやっさん》にささげるとちかった…オドレはどこのどこまでうそつきだ!?」
「うそつきはオドレだろ…」
「なんや!!もういっぺん言うてみろ!!」
「ふざけるなクソバカ!!」
「バカとはなんや!!」
「バカをバカと言うたらいかんのかクソチンピラ!!」
「おい御曹司《クソガキ》!!」
「なんやオドレ!!」
「オドレがそこまでボロクソに言うのであれば、ワシにも考えがあるぞ!!」
「どうする気だ!?家族に手出しする気か!?」
「おい御曹司《クソガキ》!!オドレは盃《さかずき》をかわした総裁《おや》の思いをわやにして逃げる気か!?…オドレは今から20年前に上納金《くみのカネ》5000万を持って逃げた…上納金《くみのカネ》はどこへやった!?」
「しらねーよ!!…オレはあんたのところから逃げたあと、知人のアニキのところへ逃げ込んだ…今のオレの用心棒《ケツモチ》は誰かわかっとんか!?…オレの用心棒《ケツモチ》は具同会だぞ!!具同会の四村総裁《おやっさん》だぞ!!どうだ!!なんとか言えよ!!」

番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で御曹司《アホンダラ》に言うた。
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