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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第220章 岡山は女の泣くところ
「御曹司《クソガキ》が言いたいことはよく分かったわ!!オドレが田嶋《うち》の上納金《ゼニ》を盗んで逃げたあと、具同会《ぐどうかい》に寝返った…と言う話を聞いたので…生きて返すわけには行かんぞ…オドレが12年前に今治の市街地を爆破した事件についても知ってるのだぞ!!」
「しらねーよ〜」
「ふざけるな!!あの事件の実行を指示したやつは誰や!?…やっぱり四村総裁《よむら》か!?」
「違う!!おれたちで実行した!!…イワマツがにくいかったから…」
「おい御曹司《クソガキ》!!」
「なんだよ!!」
「オドレは誰に頼まれて市街地《まち》を爆破した!?」
「オレ一人でした!!ジエータイの弾薬庫から盗んだ弾薬を使った!!」
「他には!?」
「他にはねえよ!!」
「よくわかった…ほんなら、カネ出せ!!」
「カネ…カネってなんだよ?」
「田嶋《うち》の上納金《ゼニ》や!!」
「あれは、いるおカネなんだよ!!妻が出産する時に必要なおカネなんだよ!!」
「そうか…ほんなら返さないと言うことだな…」
「ふざけるなよ!!今から四村総裁《おやっさん》にチクるからな!!」
「ほー、オドレええドキョーしてまんな…それならそれなりの覚悟はできてると言うことだな!!」
「ああ、できてるさ…テメェに払うカネなんか1円もねえんだよボケ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で御曹司《クソガキ》に言うた。
「おい御曹司《クソガキ》!!きょうはこのくらいにしといたらぁ…けど…わしは田嶋《うち》の上納金《ゼニ》を返してもらうまではなんどもサイソクするからな…カクゴしとけ!!ああ!!」
番頭《ばんと》はんは、御曹司《クソガキ》をイカクしたあとその場から立ち去った。
門の影に隠れていた私は、ゆっくりと現場から立ち去った。
こわい…
こわい…
どうしよう…
どうしたらいいのだ…
「しらねーよ〜」
「ふざけるな!!あの事件の実行を指示したやつは誰や!?…やっぱり四村総裁《よむら》か!?」
「違う!!おれたちで実行した!!…イワマツがにくいかったから…」
「おい御曹司《クソガキ》!!」
「なんだよ!!」
「オドレは誰に頼まれて市街地《まち》を爆破した!?」
「オレ一人でした!!ジエータイの弾薬庫から盗んだ弾薬を使った!!」
「他には!?」
「他にはねえよ!!」
「よくわかった…ほんなら、カネ出せ!!」
「カネ…カネってなんだよ?」
「田嶋《うち》の上納金《ゼニ》や!!」
「あれは、いるおカネなんだよ!!妻が出産する時に必要なおカネなんだよ!!」
「そうか…ほんなら返さないと言うことだな…」
「ふざけるなよ!!今から四村総裁《おやっさん》にチクるからな!!」
「ほー、オドレええドキョーしてまんな…それならそれなりの覚悟はできてると言うことだな!!」
「ああ、できてるさ…テメェに払うカネなんか1円もねえんだよボケ!!」
番頭《ばんと》はんは、ものすごく怒った声で御曹司《クソガキ》に言うた。
「おい御曹司《クソガキ》!!きょうはこのくらいにしといたらぁ…けど…わしは田嶋《うち》の上納金《ゼニ》を返してもらうまではなんどもサイソクするからな…カクゴしとけ!!ああ!!」
番頭《ばんと》はんは、御曹司《クソガキ》をイカクしたあとその場から立ち去った。
門の影に隠れていた私は、ゆっくりと現場から立ち去った。
こわい…
こわい…
どうしよう…
どうしたらいいのだ…