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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第229章 百万本のバラ
時は、カナダ大西洋時間12月23日の夜7時頃であった。

特大豪邸の特大広間に作られた特大とばりの中に桜子たち(80億人の極爆乳《おおきすぎるおっぱいの》デリヘル嬢たちと52人の極爆乳《おおきすぎるおっぱいの》ガールフレンドたちとベスとステーシーとジェーンとベラ)とアンナと深眠の私とB班のメンバーたちとA班のリーダー5人とミンジュンさんがいた。

とばりの外にいたリチャードさんとリチャードさんのハトコ夫婦は、ケントさんと一緒にシャーロットタウンにあるホテルに帰った。

ハトコさんの奥さまがひどく泣いていたので、気持ちを鎮めるために家から出た。

ウェンビンさんは、リチャードさんのハトコさん本人が体調を崩したのでシャーロットタウンにあるホテルに行ったのでここにはいなかった。

ルイザさんとシャノンさんは、ここで待機していた。

この時、私の血圧値が80台に低下したなど…身体《からだ》が弱り始めた。

とばりの中にて…

ミンジュンさんは、水銀の血圧計を使って私の血圧値を測定した。

ミンジュンさんは、フランソワさんに異常事態が発生したと言うた。

「たいへんよ!!」
「ミンジュンさん…」
「ヨシタカさまの上の血圧値が80を下回ったわ!!」
「今、どれくらいなの!?」
「上の値が78よ!!」
「最大値が78…」

(ピピピピ…)

この時、電子体温計の電車音が鳴った。

ゆいさんは、私の右わきにはさんでいた電子体温計を取り出したあとゆかさんに伝えた。

「ゆかねーちゃんたいへんよ!!」
「ゆい!!」
「ヨシタカさまがひどい高熱を出したわ!!」
「何度よ!?」
「40度8分よ!!」

ゆかさんは、ゆりさんに声をかけた。

「おねーちゃん!!」
「ゆり。」
「熱ざましの注射を出して!!」
「分かったわ…」

ゆりさんは、クーラーボックスのフタをあけたあとファイザー製の熱ざましの薬が入っている注射器を取り出した。

陽子さんと美澄さんは、注射を打つ準備に取り組んだ。

マァマは、私に声をかけた。

「よーくん、少しの間ガマンしてね…」

このあと、ゆかさんは私の左腕のつけ根部分にファイザー製の熱ざましの薬を注射した。

それから15分後に体温をはかった結果、体温は36度台後半に持ち直した。

しかし、油断できない状態がつづくことに変わりはなかった。
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