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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第239章 難破船
「すみません!!次の電車は何時に来ますか!?」
「どちらに行かれるのですか?」

そんな中であった。

(ピンポーン〜)

この時、待合室のスピーカーからチャイムが鳴ったあと熊本方面行きの電車がホームに入りますのアナウンスが聞こえた。

下りのプラットホームに熊本行きの電車が入った。

途中の大牟田までは快速で大牟田からは各駅停車《どんこう》の電車であった。

私は、ショルダーバッグを持って大急ぎで下り電車に乗った。

それから3分後に博多行きの電車がプラットホームに入った。

その後、私が乗り込んだ電車が出発した。

電車は、熊本方面へ向かって走行した。

次の停車駅は鳥栖(佐賀県)である。

鳥栖を出たあと、停車する駅は久留米と大牟田と大牟田から終点までの各駅である。

久留米か大牟田で降りたあと、博多行きの特急つばめに乗って折り返すしかない…

しかし、私は降りることができなかった。

恐ろしい事件現場を目撃したことが原因で足が凍りついて動くことができなかった。

そうこうして行くうちに、電車が久留米駅から出発した。

次の停車駅の大牟田駅に到着したが、私は降りることができなかった。

博多行きの特急つばめは、終点熊本駅からでも乗ることができる…

博多駅に到着したあと、新幹線ひかりに乗り継いで新大阪駅まで行く〜その後、入国管理局《ニュウカン》へ急いで行く…

そこから先は、どうしたらいい…

私の気持ちは、ひどく迷った。

大牟田駅を出発してから5分後であった。

私が乗っている電車が荒尾駅に到着した。

私は、ショルダーバッグを持って電車を降りた。

改札を通って駅から出たあと、私はめちゃめちゃに走った。

この時、私の気持ちは冷静になってものごとを考えることができる状態ではなかった。

ここはどこなんだ…

私は…

入国管理局《ニュウカン》へ行くのじゃなかったのか?
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