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乳房星(たらちねぼし)−1・0
第240章 エピローグ・母の胸に抱かれて
時は、午前9時半頃だった。

ところ変わって、荒尾市大島町《しないおおしまちょう》の海に面した場所にあるさら地にて…

ショルダーバッグを持って旅していた私は、沢の鶴の1・5合のワンカップ酒をのみながら海を見つめていた。

晴れ渡ったおだやかな海を見つめながら酒をのんでいる私は、涙を流しながらつぶやいた。

つらい…

悲しい…

おんまく悲しい…

男一人で生きていくのは…

できない…

(ガシャン!!)

容器を持っていた手が震えたと同時に、コンクリートの上に容器を落とした。

容器がこなごなに割れたあと、のみかけのお酒が散らばった。

私は、その場に座り込んだあと震える声で泣いた。

「ううううううううううううううううううううううううううう…」

そんな時であった。

泣いている私の前に背中にしろい翼が生えた天使がやって来た。

天使は、120のIカップの極爆乳《おおきすぎるおっぱい》で白のビキニショーツを着ていてやさしい表情を浮かべていた。

私は、一度お顔をあげた。

私の前にいる天使は、やさしい表情で私を見つめていた。

天使は、やさしい表情で私を呼んだ。

「お帰りよーくん…わたしの大切な坊や…」

かんきわまった私は『ママ〜』と叫びながら天使に抱きついた。

私がちいちゃい時に大好きだったママ…

ママに会いたかった…

ママ…

ママ…

ママ…

ママ…

………
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