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ビッケとビッチ
第2章 11月19日日曜日午後5時~
4
「あの準決勝の試合のぉ…」
「あっ、うん、そう、和哉くんはさぁ…」
と、わたしは夢中になってわたしの過去の現役時代の話しをしている彼の言葉をいきなり遮った。
「あ、え、は、はい?」
わたしには過去のことなんてもうどうでもいいのだ…
ましてや不慮の怪我によって再起不能になってしまったあのようやく乗り越えられた過去のことなんて。
「ねぇ、和哉くんはさぁ、なんでわたしみたいなオバさんがさぁ、いいのぉ?」
「え、あっ、は、はい…
あ、いや、悠里さんはオバさんなんかじゃないっすよぉ」
「ううん、オバさんよ…
だって9歳も年上の、37歳のアラフォーなのよぉ」
「あ、いや、全然37歳なんかには見えないし…」
「あらぁありがとう、でも本当にオバさんだしぃ、この辺りにシワが…」
「い、いや、そんなことは…
あ、そ、それがいいっていうかぁ…」
じ、実は、僕は、年上の女性としか付き合った事なくてぇ…
「この前にフラれた人も三つ年上だったし…」
「あら、そうなんだぁ、年上好きなんだぁ…」
「は、はい…」
「でもわたしは世間一般で云うところの熟女よ」
「は、はい、熟女、堪らないっす」
「ゆ、悠里さんは違うけど…」
少しカラダのたるみなんか…
「堪らないんす」
と、恥ずかしそうに語ってきた。
「ふうん、熟女好きねぇ…」
ウズウズと疼いてきていた…
「あの準決勝の試合のぉ…」
「あっ、うん、そう、和哉くんはさぁ…」
と、わたしは夢中になってわたしの過去の現役時代の話しをしている彼の言葉をいきなり遮った。
「あ、え、は、はい?」
わたしには過去のことなんてもうどうでもいいのだ…
ましてや不慮の怪我によって再起不能になってしまったあのようやく乗り越えられた過去のことなんて。
「ねぇ、和哉くんはさぁ、なんでわたしみたいなオバさんがさぁ、いいのぉ?」
「え、あっ、は、はい…
あ、いや、悠里さんはオバさんなんかじゃないっすよぉ」
「ううん、オバさんよ…
だって9歳も年上の、37歳のアラフォーなのよぉ」
「あ、いや、全然37歳なんかには見えないし…」
「あらぁありがとう、でも本当にオバさんだしぃ、この辺りにシワが…」
「い、いや、そんなことは…
あ、そ、それがいいっていうかぁ…」
じ、実は、僕は、年上の女性としか付き合った事なくてぇ…
「この前にフラれた人も三つ年上だったし…」
「あら、そうなんだぁ、年上好きなんだぁ…」
「は、はい…」
「でもわたしは世間一般で云うところの熟女よ」
「は、はい、熟女、堪らないっす」
「ゆ、悠里さんは違うけど…」
少しカラダのたるみなんか…
「堪らないんす」
と、恥ずかしそうに語ってきた。
「ふうん、熟女好きねぇ…」
ウズウズと疼いてきていた…