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みんな大好き♡中華まん男子
第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子
亮の肩越しには、フリーズしてる女の子が見えた。
「おっ先~富樫さん!行こう~お腹空いたよ~!」
私はその子に、軽く会釈して亮を引きずりながら引越屋を離れた。
「なっに食べようかな~!あっ焼き肉は!」
「別に、いいけど…。さっきの子…話途中じゃなかったの?」
聞いておきながら、胸の奥がチクンと痛い。
「うん!来年の春に寿退社するんだって~!」
何だ…彼氏居る子か…
「いいよなあ~。」
ドキン…羨ましがってる。
「したいの…亮も…。」
「う~ん…流石に男は寿退社は無理だよね~。」
はい?そっちかいっ!
そんな感じで、私たちは焼肉屋に到着した。