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みんな大好き♡中華まん男子
第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子
「あ~食った~!お会計してくる。」
満腹のお腹を擦りながら、嬉しそうに向かって行って……あっ…戻って来た。
「美貴さ~ん!」
もしかして…
「亮…お給料、おろしてないの?」
「さっき…富樫さんと話込んでたから…。」
亮の財布の中には、千円が一枚だけだった。
「……払っておくから…伝票頂戴。」
手を出すと、しょげて伝票を載せる。
やっぱり『お手』なのね。
思わず、苦笑してしまう。
「もう~来月は、倍返しだからね!」
「分かったよ~。大奮発するし、今日は身体で奮発するから許して!」
そう言って顔の前でお願いポーズをする。
「もう~!」
身体でって……もしかして、誕生日プレゼントはそのつもりだったのかしら?
だから、焼き肉を…。
私は顔を赤らめながら、会計に向かった。