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みんな大好き♡中華まん男子
第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子
翌朝
「美貴さ~ん!行っちゃうの~!」
いつもの如く、腰に手を回し頬擦りをしてくる。
「当たり前よ!働かざるもの食うべからずよ!」
振り切る様にヒールを履いて、出ようとすると
「美貴さん忘れもの~!」
「えっ!ウソ…ハンカ…んっ!」
ブッチュウ~!
亮が唇に、自分のを押し付ける。
「ぷはぁ~!行ってらっしゃ~い!何時に帰ってくる?」
「もう…定時に上がるから、19時には駅に着くわ!」
「はぁ~い!」
ひらひらと手を振って、お見送り。
もう~グロス、とれちゃったじゃない!
苦笑いしながら、駅に向かった。