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第2章 火傷にご注意とろ〜り甘々こしあんまん男子

Ｂｕｔ！しか～し！



人生とは思い通りに、成らぬもので…



「武井さん！これ追加！」
「武井さ～ん！今日中に発送かけて～！」
「武井さん！あのさぁ～！」



きぃ～！
何でもかんでも、回してきて～！



結局、定時には上がれず亮にメールを送る隙さえなかった。



「はぁ…疲れた…。」

「武井さん！お疲れ～遅くなったから、飯食って帰らない。」



松阪さんが、誘ってくれた。



確かに正直、家で作る気力ないわね…。



「そうね…食べて帰るわ。」

「よっしゃ！行こう～！」



亮、以外の男と二人きりで夕飯は久し振りだな。
あっ…メールしとかなきゃ。



『ごめんね～！今日、食べて帰るから。亮も適当に食べてね！』



送信！