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みんな大好き♡中華まん男子
第3章 身も心もヒリヒリ…スパイシー辛口カレーまん男子
「合ってるじゃないか。」
「へ?終わったの?」
私が一時間かけた事をものの数分で、やってのけた。
「す、凄~い!正弥、天才~!」
素直に感動したのに、正弥の顔はひきつって…
「馬鹿か!これくらい小学生でも出来るだろ!君はサル以下かっ!」
え…おサル以下?
「ウキ…。」
「ウキじゃない!君が散々待たすから、お腹空いたじゃないか!早く行くぞ!」
正弥は鞄を持って、ドアに向かう。
「あっ!ちょっとデータ保存とシャットダウンを…」
「もう、やった!」
斜め45度に傾けた顔が睨む。
「はい……アリガトウゴザイマシタ…。」
あぁ…この後、絶対お説教だよ…。
憂鬱な気分のまま小走りで、正弥を追っ掛けた。