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第3章 身も心もヒリヒリ…スパイシー辛口カレーまん男子

「そんなの知っても普段使わないだろ…。」

「そ、そうかも…あの外人さん何て言ってたのかな～なんて…。」



なるべく穏便にしないと…。



「ナンパだっ！」

「ナンパ～！私に～？」



普段されないもんだから、つい顔が赤くなる。



でも、それが正弥の逆鱗に触れた様だった。



「自惚れるな！相手は、生きてればカエルだってナンパするイタリア人だ！」

「カエル～！流石に人間とカエルは区別付くんじゃ…」

「例えだ！真に受けるな！それくらいイタリア人には、ナンパは挨拶と一緒だ！」



最初からそう言ってよ～。


ん…じゃあ今のはイタリア語？


「正弥、イタリア語話せるの！凄～い！」


素直に、感動したら


「翻訳したのは、アプリだ！」



印籠の様に、鼻先にスマフォを突き出された。