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美少女グラビア誌『マカロン6月号』撮影秘話
第1章 お菓子系少女Rika
おじさんと友也くんに見送られてマネージャーの江崎さんの運転する車で撮影場所へ向かった。
「都外まで出るから少し遠いけどよろしくね。」
「はい。」
このところの取材の仲介やスケジュール管理をお願いしている事務所の臨時マネージャーさん。今回のマカロンの撮影も同行してくれることになった。
「梨果さん、正式にウチのタレントとして契約しない?絶対成功するわよ?」
「ごめんなさい、この活動を続けるつもりはないので……もし将来音楽家にでもなれたらお願いします。あははは……」
「もったいないなぁ……あなたには人を惹きつける何かがあるわ。」
正直私は演技はダメだし歌もヘタッピ。見た目をみんなは褒めてくれるけどそれだけでいつまでも通用するはずがないのはわかってる。今はおじさんの本の宣伝を兼ねて単に人に見られるのが気持ちがいいからやっているだけ。
「着いたわよ。」
「え?学校?」
現場に到着すると郊外の学校のようだった。
「そう、正式には“元”学校ね。廃校になった中学校を撮影場所として使ってるの。」
「へーそんなのあるんですね。」
校庭も整備されていてとても廃校には見えない。鉄棒や庭木も綺麗に管理されていた。
「都外まで出るから少し遠いけどよろしくね。」
「はい。」
このところの取材の仲介やスケジュール管理をお願いしている事務所の臨時マネージャーさん。今回のマカロンの撮影も同行してくれることになった。
「梨果さん、正式にウチのタレントとして契約しない?絶対成功するわよ?」
「ごめんなさい、この活動を続けるつもりはないので……もし将来音楽家にでもなれたらお願いします。あははは……」
「もったいないなぁ……あなたには人を惹きつける何かがあるわ。」
正直私は演技はダメだし歌もヘタッピ。見た目をみんなは褒めてくれるけどそれだけでいつまでも通用するはずがないのはわかってる。今はおじさんの本の宣伝を兼ねて単に人に見られるのが気持ちがいいからやっているだけ。
「着いたわよ。」
「え?学校?」
現場に到着すると郊外の学校のようだった。
「そう、正式には“元”学校ね。廃校になった中学校を撮影場所として使ってるの。」
「へーそんなのあるんですね。」
校庭も整備されていてとても廃校には見えない。鉄棒や庭木も綺麗に管理されていた。