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第6章 6

胸に当てられた機械と、秘部を滑る指。
両方の刺激が快楽となって私を襲う。
さっきまで不快だった、無機質な機械も幸介の指と一緒になると、快楽に変わってゆく。

『…っ、あっ…』

少しずつ、快楽の声に変化しつつ自分の身体も気持ちが良い反応を示していく。
…嫌、なのに。
嫌だと思っていたのに。

少しずつ快楽へと反応を変えていくことに気付いたのか、幸介は再度股を開かせると、電マを愛芽にゆっくりと当てた。

『…あぅっ…
うっ、うっ…』

さっきとは違う。
ビクッと身体が跳ねて、電マを身体が受け入れようとしている。
少し当ててすぐ離す。
それを何度か続けて、私の身体はその度に跳ねた。
少しずつ当てる時間を増やしていく。

『…あっ、あっ、あんっ…』

そして、また離して…その繰り返し。
じわじわと上がって来るような快楽。

『やっ、あっ…
ダメっ…なんか、ああっ…』

身体が変な感じだ。
ビリビリと衝撃が身体を襲っていく。

『いいよ、葵。イッて。』

そう言うと、幸介は電マを押し付けた。

『やっ、ああっ…
イク、イクぅーっ』

身体を前後に揺らして、私はイッてしまった。
少し間を置いて、又電マを同じ場所に当てていく。

『やっ、ああっ、ダメ、ダメっ…』

さっきよりと敏感にすぐ反応して、またすぐに果てた。