この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2
凛子の熱が、落ち着いたところで、お店を後にした。
凛子の気持ちは有難いけれど…
感謝してないわけではない。
けれど、凛子のやり方は凛子のやり方で、私には私のやり方で、色々あるじゃない?って思ってしまう。

もやもやした気分が落ち着かなくて、もう少し呑みたいような気分になったものの、一人で呑みに行くのはちょっと躊躇われる。
…でも、呑みたい。
…でも、一人じゃちょっと恥ずかしい。

んー、んー、と悩みつつ結局ぐるぐる店を回ってみたけれど、どこもパッとしなくて結果、途中のコンビニでお酒を買い込んで家で呑むことにした。

いつもと同じ、なんの変化もないことに、少しだけため息が漏れる。
それでも、一人で新しい扉を開けるには少し勇気が居るものだ。

…25年生きてきて、特に何も変わらない毎日を送っているのは、自分の責任であることも、分かってはいた。
けれど、自分では何も動けない。
その点を凛子は心配してくれているのは分かって居たし、心配して動いてくれてることに感謝しなくちゃなーと改めて実感した。
/103ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ