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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第2章 2

帰宅途中少しだけ遠回りをして、いつもと違うコンビニに寄り、お酒数種類とツマミを適当に何種類かと、ついでなのでと明日一日分の食料を籠のなかに放り込んだ。
…家にもまだお酒残ってたけど、まぁいっか。
消耗品だし。
あればまた呑むだろうし。
そんな言い訳をしながらレジを通してちょっと重たい酒類を持って扉を押した。
『あれ?』
扉を開けると、目の前に見覚えのある紳士がびっくりして立っていた。
『あ…』
ペコリと頭を下げて、その場を去ろうとすると、何もない場所で軽く躓き、荷物が重たくて少しよろけた。
ガシッと、腕を持たれて支えられると、その反動で手に持っていた荷物が手から離れて、ガチャガチャと下に落ちて転がった。
『す、すみません。』
『あっ、すみません。』
お互いが謝りあって、更に私は恥ずかしくなって腕を振りほどくと散らばったものを急いで拾い始めた。
その紳士も一緒に拾ってくれていた。
『本当、すみません。』
恥ずかしくて、顔が熱くなるのが分かる。
コンビニの入り口の前で、こんなハプニングが起こるなんて。
急いで全てを拾い終えると、もう一度ペコリと頭を下げてその場を去った。
…家にもまだお酒残ってたけど、まぁいっか。
消耗品だし。
あればまた呑むだろうし。
そんな言い訳をしながらレジを通してちょっと重たい酒類を持って扉を押した。
『あれ?』
扉を開けると、目の前に見覚えのある紳士がびっくりして立っていた。
『あ…』
ペコリと頭を下げて、その場を去ろうとすると、何もない場所で軽く躓き、荷物が重たくて少しよろけた。
ガシッと、腕を持たれて支えられると、その反動で手に持っていた荷物が手から離れて、ガチャガチャと下に落ちて転がった。
『す、すみません。』
『あっ、すみません。』
お互いが謝りあって、更に私は恥ずかしくなって腕を振りほどくと散らばったものを急いで拾い始めた。
その紳士も一緒に拾ってくれていた。
『本当、すみません。』
恥ずかしくて、顔が熱くなるのが分かる。
コンビニの入り口の前で、こんなハプニングが起こるなんて。
急いで全てを拾い終えると、もう一度ペコリと頭を下げてその場を去った。

