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愛蜜花 〜優しいSとMの関係〜
第3章 3

ぐったりする身体と、朦朧とする頭。
それでも、さっきの光景が焼き付いて離れない。
…まさか、あれって。
『べちょべちょだね。
いっぱい噴いちゃって。』
と、私の身体を支えつつ幸介が笑う。
そのまままた、私の身体をベッドに預けると、その隣に幸介も横になった。
私の頭の上に腕を伸ばすと、
『おいで』
と、私をさそった。
その言葉につられて、のそのそと幸介に近づくと、腕が少し下げられたので、少し頭をあげて腕枕をしてもらった。
幸介との目線が近い。
二人して向き合う形になると、幸介の手が私の髪を、優しく梳いた。
『幸介って…』
…上手いよね。って言おうとして、口を閉ざした。
上手い下手をつけるほど、経験豊富な訳ではないし、けど、生まれて初めての快感を味わったことを、どう表現して良いやら。
『うん?』
私の続きの言葉を待って、幸介が返事をした。
『したくならないの?』
私ばっかり…って気持ちがすごくあった。
それに、今までと比べる訳じゃないけど、今までの人は自分の欲を放出するために、愛撫をするだけであって、正直気持ちいとか、その行為に対してはあまり感じたことがなかった。
ところが。
私は今日初めて、快楽ってものを知り、しかも…
あれは俗に言う、『潮噴き』らしきものを経験してしまった。
全身がおかしくなりそうだった。
むしろ、普段の私からすると、おかしくなっていたんだと思う。
それでも、さっきの光景が焼き付いて離れない。
…まさか、あれって。
『べちょべちょだね。
いっぱい噴いちゃって。』
と、私の身体を支えつつ幸介が笑う。
そのまままた、私の身体をベッドに預けると、その隣に幸介も横になった。
私の頭の上に腕を伸ばすと、
『おいで』
と、私をさそった。
その言葉につられて、のそのそと幸介に近づくと、腕が少し下げられたので、少し頭をあげて腕枕をしてもらった。
幸介との目線が近い。
二人して向き合う形になると、幸介の手が私の髪を、優しく梳いた。
『幸介って…』
…上手いよね。って言おうとして、口を閉ざした。
上手い下手をつけるほど、経験豊富な訳ではないし、けど、生まれて初めての快感を味わったことを、どう表現して良いやら。
『うん?』
私の続きの言葉を待って、幸介が返事をした。
『したくならないの?』
私ばっかり…って気持ちがすごくあった。
それに、今までと比べる訳じゃないけど、今までの人は自分の欲を放出するために、愛撫をするだけであって、正直気持ちいとか、その行為に対してはあまり感じたことがなかった。
ところが。
私は今日初めて、快楽ってものを知り、しかも…
あれは俗に言う、『潮噴き』らしきものを経験してしまった。
全身がおかしくなりそうだった。
むしろ、普段の私からすると、おかしくなっていたんだと思う。

